浴衣の着付けは、一度コツを抑えれば、正しく着ることができるし、着崩れもしにくいんです。浴衣の着付けに必要なモノも、セットで購入しておくと、重宝します。
浴衣を着る当日に、初めて袖を通すとなると、うまくいかなくて、出かける前に汗びっしょりにならないように、予習を兼ねて、まずは着てみることがおすすめです。ここでは、動画も添えておきますので、練習してみてくださいね。
目次
浴衣の着付けに必要なものをチェックしましょう
ご自宅に着物着付け用の紐などが無い場合は、浴衣を着るときに必要になるものは、ご覧のとおりです。
- 腰ひも2本
滑りにくい素材でしっかりと結べるものがおすすめです。タオルで補正する場合は、別に紐が必要です。 - 伊達締め(マジックベルト)
腰ひもの上からしっかりと押さえて、胸元の着崩れを防ぎます。止めやすいマジックテープのものや、涼しいメッシュ素材などあります。 - 帯の前板(お好みで)
帯の正面をきれいに保つためのアイテムです。作り帯の時は特に使用がおすすめ。 - コーリンベルト(お好みで)
襟元が乱れないように留めて、きれいな衿をキープするためのベルトです。 - 浴衣用肌着
和服専用のスリップのようなもの、汗を吸い取り、脇の下が見えないようにするのと、前がはだけた時にも生足が見えません。 - 裾除け(5番があれは必要なし)
5番の肌着を着用しない場合は、生足丸見え対策として、和服用のステテコを履きます。 - 和装ブラジャー(お好みで)
帯の上にバストが乗らないように、小さめに抑えるブラです。特にバストが大きい方にはおすすめ。
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上記の、1番~5番までは、このような浴衣用着付けセットを購入なさると、心配ないですよ。裾除けは、5番の肌着があれば必要ありません。
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このほかにも、体型によってタオル補正をする場合は、別途タオルと腰ひもが必要になります。
浴衣の正しい着方をマスターしましょう
浴衣に初めて袖を通す方も多いことと思います。シュッとした浴衣美人になるには、正しい着付け方法で着こなすことがとても大事です。
ご家族がお手伝いしてくれると、心強いですけれど、1人でも着ることができる動画を紹介します。
動画:浴衣の着付けまで
動画:浴衣の着付け 帯の結び方「蝶々結び」
一番ポピュラーで、簡単な帯の結び方を紹介します。
動画:浴衣の着付け 作り帯のつけかた
浴衣を着なれていない方には、あらかじめ結んである帯「作り帯(付け帯)」をおすすめします。こんな簡単に帯の着付けができちゃいます。
着付けの動画は、浴衣ショップ「浴衣屋さん 楽天市場店」からお借りしました。
浴衣の崩れない着方のためのポイントをチェックしましょう
上記の動画に沿って、正しく浴衣の着付けをしていけば、着崩れしにくくなりますが、着付けが終わったら全体をチェックしましょう。
襟元、おはしょおり、裾すぼまりの 3つのポイントがビシっと決まっていると、立ち姿も綺麗なんですよね。
浴衣の着付けチェックポイント
● 衿元の合わせが左右対称になっているか? (自分の右手側の衿が下になっているかも重要)
● おはしょおりに皺がなく、整っているか?
● 裾すぼまりになっているか?
着付けした直後は、シュッとした浴衣美人でも、お祭りや花火など、動き回っているうちに、着崩れはしちゃうものです。こちらの動画をご覧になっておいて、トイレに行った時には、鏡の前で必ずお直しをしましょう。
動画:着崩れしてしまった時の応急処置
着崩れをしない立ち居振る舞いも覚えておくといいですね
着崩れをしやすい人、そうでもない人の違いがあるんです。それは、和服を着た時の所作にあるといえます。
浴衣は洋服と違い、直線の反物で作られていますから、そもそも体に合わせていないんですよね。ですから、大胆な動きをすると、自然に型崩れを起こしてしまうわけです。
これだけは、気を付けて!というポイントをあげておきます。
浴衣を着崩れさせない動き方
- 膝どうしをこすり合わせるようなイメージで、できるだけ小幅の内またで歩く
- 椅子に座るときは、背筋を伸ばして、浅く腰掛ける
- 地面に座るときは、膝あたりの布を少し持ち上げて、浴衣の生地が下に引っ張られないようにする。
さいごに
浴衣の着付けは一度覚えてしまうと、案外簡単に着ることができるんですよね。着崩れの直し方も知っていれば、怖いものはありません。あとは、浴衣美人を意識した立ち居振る舞いが大切なんですね。
大和撫子という言葉がありますが、日本女性の清楚な美しさをたたえている言葉だそうです。浴衣を着た1日は、内またで歩いたり、ものを取るときは、ちょっと袖口に手を添えたり、大和撫子な気分で、過ごしてくださいね。